2011年のアナログテレビ放送終了後の周波数帯域を活用して、モバキャス放送（携帯端末向けマルチメディア放送）が2012年4月1日よりスタートしました。モバキャスはスマートフォンなどでの利用を想定した新しい放送メディアサービスであり、臨場感あふれるライブ映像など高画質・高品質なコンテンツの視聴が可能なリアルタイム型放送（ストリーミング）に加え、ゲームや電子書籍など多彩なスタイルのコンテンツ配信を可能とする蓄積型放送（ファイルキャスティング）を組み合わせることで、これまでにない放送サービスを実現することができます。

モバキャスでは、放送ネットワークを構築・運用する基幹放送局提供事業者（ハード事業者）と、コンテンツを制作・編成する認定基幹放送事業者（ソフト事業者）を分離する制度が採用されました。「株式会社ジャパン・モバイルキャスティング」（略称「Jモバ」）は、円滑かつ効率的なモバキャス事業の立ち上げを目指し、株式会社マルチメディア放送（現：株式会社ｍｍｂｉ）から2011年1月11日に会社分割により設立された、日本で唯一のハード事業を担う会社です。株式会社mmbiがソフト事業として「ＮＯＴＴＶ」を提供しています。

当社は、2012年4月1日に東名阪、福岡、沖縄をサービスエリアとしてモバキャスサービスの提供を開始し、順次、全国にエリアを拡大していきます。そして、皆さまに、どこにいても、いつでも安心してご利用頂けるよう、高品質・高信頼のモバキャス放送ネットワークを提供してまいります。

私どもはこの新しいネットワークを通じて、モバキャス放送事業に参画して頂く皆さまと共に、良質かつ多彩なジャンルのコンテンツサービスを提供し、世の中に新しい価値を創造していきたいと考えています。

皆さまのご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。